2011年2月26日土曜日

キャリアやイメージを捨てて就職先を探す

「就職したくても雇用がない」と今では社会的な問題にもなっていますが、実は慢性的に雇用が足りない分野もあり、それはそれで、深刻な問題となっています。

特に医療や介護の分野では、働く人材が足りないことが、ずいぶんと前から注目され、政府はすでに外国からの人材を受け入れはじめています。
なかなか就職先が決まらずに困っている人や、転職を考えている人は、思い切って今までのキャリアを捨てて、新しい分野に挑戦してみるのも一つの手。
実際、多くの人が、今まで全く経験のなかった分野で、1からキャリアを積み重ね、資格をとったり、スキルアップをしています。

確かに一度身に付けたキャリアを捨てしまうのは、もったいないと感じる人も多いでしょう。ただし、今の現状に満足できない場合、新しい道を選択するのも、けっして間違った方法ではありません。特に介護の分野は、人に求められて働く仕事でもあり、それだけでやりがいにもつながりやすいもの。確かに労働条件や、労働環境が見劣りする点なども指摘されていますが、政府が注目していることでも、改善が期待できそうです。

また、転職の場合、過去の職種やキャリアに全くこだわらないことで、選択肢が広がり、おのずと再就職先もスムーズにきまり易くなります。

なかなか内定がもらえず、悩んでいる新卒者や、退職後、再就職先が決まらずに困っている人の中には、実は会社の名前だけで判断していたり、仕事内容とキャリアのギャップにこだわりすぎて、自ら選択肢を少なくしているケースも少なくありません。
「できる仕事」「やりたい仕事」ではなく「できるかもしれない仕事」ととらえてみると、今まで検討すらしていなかった、新しい職種にも、案外興味がわいてくるかもしれません。

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