2012年3月15日木曜日

転職する前に確認すること

今の会社がどうしても嫌いになったとき、またどうしても違う仕事に就きたい場合、転職が頭に浮かびます。
でも実際に転職を成功させるのは、そう簡単なことではなく、転職して仕事が変わった後に、やっぱり前の会社がよかった、と思う人も大勢います。

また、転職をすることで不利になる事情もいくつかあるので、実際に退職届を出してしまう前に、必ずよく確認する事が大切です。

まず転職することで、生じるリスクとしては、収入が減る事が真っ先に挙げられます。
一般的に求人票などで表記されている賃金は、一般社員を指している事が多く、入社した当初の数カ月は、見習い期間、試用期間として、賃金が少ないケースがよくあります。

また、昇給なども中途採用の場合は、その分不利になる事が多いので、数年後、同じ年齢や年下の人が上司となることも珍しくはありません。

更に気をつけてほしいのは住宅ローンを組む場合。
転職した後は、勤続年数が、短くカウントされる為、ローンを組む際の審査にとても不利に働きます。
これから家を建てる予定のある人は、まず住宅ローンを組んでから転職した方が、確実に家が建つ可能性が高くなる事でしょう。
ただし、その場合も、住宅ローンを組んだ後に転職することで、ローンの支払いのめどが大きく変わってしまうリスクがあります。