2012年11月30日金曜日

20年後には2000の業種が増える?

先日小学校の先生からちょっと驚くような話を聞きました・・・。

というのも、就職難の昨今、子供の将来は暗い、という風潮が高まっていますが、その先生いわく、「大丈夫!今後20年で職種が2000種類増える!!」と豪語。

一体どこからの情報で、そんな事を言っているのか知りませんが、人がどんどんいらなくなってくる時代に、2000もの新しい仕事が増えるって、一体どんな分野の職種なんだろう・・・ととても気になっています。

実際、仕事自体を複数人でわけあって、なんとか増やしているような今。
業種が2000も増えるなんて、まったく想像もつきませんが、子供の就職のイメージも、今とは全く違った20年後になる可能性があるのかもしれません。

また業種が増えると言うことは新しい産業が生まれる可能性もあります。
今後も社会や世界の動向から目が話せませんね。

2012年4月16日月曜日

介護・福祉の仕事の将来像

就職難といわれてから脱却する見込みの全くない日本。
特に資格を持たない就職・転職希望者は、苦戦を強いられている事でしょう。

そういった場合、ハローワークでは、介護や福祉の仕事は求人数が多い為、なにかと勧めることが多いようですが、それでも誰もがすんなり就職できる、というわけでもありません。

また、実際介護・福祉の仕事はとても勤務内容が厳しく、別名「3K」「4K」とも。
汚い、きつい、危険、更には病気に感染するというさまざまなリスクがある割に、賃金が安いことでも既に有名になりつつあります。

ただし需要の面でみても、今後も更に福祉や介護系の仕事は求人が増えることが予想されており、あとはいかに3Kせずに賃金確保を図るか?といったことに就職する側も的が絞られていきそうです。

資格の面でも介護福祉士関係の資格取得条件が少しずつ変化しており、ある程度の学歴が必要になる予感。
今までは、実務経験だけでも取得できたようですが、今後は、福祉系の大学を出るか、専門学校を出ないとかなり就職も厳しくなりそうです。

結局、出来るだけ3Kを体験せずに介護系の仕事に就くには、やはり一定の学歴が必要なのです。

2012年3月15日木曜日

転職する前に確認すること

今の会社がどうしても嫌いになったとき、またどうしても違う仕事に就きたい場合、転職が頭に浮かびます。
でも実際に転職を成功させるのは、そう簡単なことではなく、転職して仕事が変わった後に、やっぱり前の会社がよかった、と思う人も大勢います。

また、転職をすることで不利になる事情もいくつかあるので、実際に退職届を出してしまう前に、必ずよく確認する事が大切です。

まず転職することで、生じるリスクとしては、収入が減る事が真っ先に挙げられます。
一般的に求人票などで表記されている賃金は、一般社員を指している事が多く、入社した当初の数カ月は、見習い期間、試用期間として、賃金が少ないケースがよくあります。

また、昇給なども中途採用の場合は、その分不利になる事が多いので、数年後、同じ年齢や年下の人が上司となることも珍しくはありません。

更に気をつけてほしいのは住宅ローンを組む場合。
転職した後は、勤続年数が、短くカウントされる為、ローンを組む際の審査にとても不利に働きます。
これから家を建てる予定のある人は、まず住宅ローンを組んでから転職した方が、確実に家が建つ可能性が高くなる事でしょう。
ただし、その場合も、住宅ローンを組んだ後に転職することで、ローンの支払いのめどが大きく変わってしまうリスクがあります。

2012年2月19日日曜日

面接で「ユニーク」をはき違えないこと

最近の就職試験の面接では、ありきたりな返答を期待しない企業が増えているというイメージがあるようです。
一昔前までは、よくある模範解答的な受け答えが主流でしたが、今ではそういった受け答えでは個性が出ず、他に埋もれてしまうような印象があるようですが、それも少し勘違いしている学生がいるようです。

特に新卒者の中には、他の学生にはない「個性的な」とか「ユニーク」という人材がもてはやされている、と思いこんでいる人が多いようですが、実際は、日本の場合、どぎつい個性は社会で敬遠される傾向があるのは、未だに変わらないと言うことを、まずはよく知っておくべきでしょう。

また、自分を強く自己主張しすぎるのも、日本の社会ではかなり嫌がられると言うのも実際のところです。
かといって、消極的な人も直ぐに落とされてしまうので、そこの絶妙なバランスが合否のポイントにもなります。

ただし実際のところとしては、そううまくは自分を表現できないと言うのが学生たちの本音でしょう。

また、就職と言うのは相性もあるので、無理に自分を偽って、運よく就職できたとしても、結局そのままの自分では居心地が悪くなり、精神的にはあまりいい状態にはなりにくいと言う現実もあります。

「ユニーク」という言葉は「人とは違う」という突飛なイメージでとらえるよりも、少しでも人よりもすぐれている何かを、如何にうまく相手に使えることができるかということでもあります。

ただし出すぎた方法では、面接官に嫌われてしまうことをくれぐれもお忘れなく。
日本の文化はあくまでも奥ゆかしさ、さりげなさ、そしてち密さを持っている人がもてはやされるのです。

2012年1月22日日曜日

就職しやすい大学・学生

新卒者は今年も就職活動で苦戦を強いされているのですが、その中でもそれなりに評判のいい大学、またそうではない大学があります。

一般的には、東大、京大、慶応、早稲田といったあたりが日本でも有数の大学となりますが、他にも東工大、九大といった国立大学は比較的就職の評価も高いと言われていますが、これも学部にもよりますし、もちろん生徒1人1人の能力や性格によっても差があります。

ただし、案外こういった高偏差値のような大学は、学生にプライドが高く、会社で部下としては扱いにくくて敬遠されるような面もあるので、時に注意が必要です。
特にそれなりの学力がある場合、頭だけの知識で議論を始めたり、自分の主張をするケースがあり、こういった学生は正直、社会からあまり歓迎されない傾向も。
上司と部下の関係にはそれなりの先輩後輩の様な年功序列的なものあるのが今の日本の状態とも言えるので、気を付けたほうがいいでしょう。

現代ビジネスの記事によると、同じような理由から意外に会社からの受けがいいのは明治大学なんだとか。
この大学は、ある意味大学全体でみると、ずば抜けて高学歴とは言えず、かといって、それなりに人気もあるので、ポジションが中途半端な分、学生の柔軟さがある特徴があります。

明治大学は6大学に含まれる大学なので、全国的にも有名な私立大学なのですが、その内訳は、案外早稲田を落ちた学生が多いという特徴もあり、ハングリー精神や打たれ強さも持っている学生も少なくないので、エリート学生ともまた違った一面があるのでしょう。

そこそこ能力もあり、世渡りがうまいという点で、企業からは重宝がられているようですが、優柔不断で、決断力がないという評価もあります。
それは、まさに今の日本人的な性格、そのものといってもいいかもしれませんね。

2012年1月16日月曜日

新卒でも年収1000万以上?

就職超氷河期と言われて未だ改善策も見つからない昨今。
就職できないばかりでなく、就職しても賃金が低く、労働環境は見た目以上に悪化してると言う実態もあります。

そんな中比較的景気がいいと言われているのが、IT関連なのですが、ITと言っても範囲が広く、成長が見込める分野はかなり限定されています。

特にスマートフォン関連の仕事は今が旬。
例えば、アプリソフトを作る仕事の場合新卒者でも年収1000万以上!と大々的に提示しているIT企業があります。

ただし、IT関連は多くが若い会社でいわゆるベンチャー企業と言うケースも少なくありません。
こういった会社は企業の体系が未だに脆弱で福利厚生や社内ルールがいい加減な会社と言うケースもあるので、少し注意が必要。
社員の少ない、小規模企業になると、中には儲けのほとんどが社長や役員に分配されて、少数の平社員で激務を行うようなケースもあります。

IT関連の会社は社長や役員が若いと言う特徴もあります。
従来の雇用体系にない、斬新さはありますが、それがいい方向に向く会社もあれば、そうではない企業も含まれるので、自分の目でしっかりと見定めて選択することも重要です。

2012年1月6日金曜日

就職超氷河期の現実

ある新聞に掲載されていた、就職した後の若者の実態について、厳しい現実が書いてありました。
内容としては、比較的全国でも名のしれている有名私立大学を卒業した若者が就職したあと、リストラされて、派遣社員として過酷な労働を強いられ、最終的には生活保護を受けているとった話。

転職しても短期間で能力不足と判定されてリストラ。
正直これが今の日本の社会の実態なのでしょう。
これから就職に望む人は、現実はとても厳しく、非情なものだと言う事もぜひ知っておいた方がいいのかもしれません。

今の日本は就職氷河期ではなく、「超氷河期」に入っていていますし、それは今後も続く事でもあります。
たとえ日本にバブル時期のような好景気が再来しても、就職に関しては、人材はそれほど必要ではなくなっているのが現状。
これは仕事の効率化や、機械化、オートメイション化で、人自体がいらなくなってきている、また日本人より優秀な外国人が増えている、という背景もあるので、もはや仕方のないことです。

それでも若い世代は、いずれ何らかの仕事に就き、働き、給料をもらって生活をする必要があります。

「なんとかなる」という言葉は、なんとかしなくてはならないと気付き、努力した人が口にできる言葉だと言う事をよく頭に入れて行動することが大切です。

また、世の中は両親の庇護のもととは違い、時に非情さを持っています。
そういうことをよく知った上で、自分の居場所を見つけなくては、今の日本では、生活することすらままならない時代に差し掛かっています。