日本の進学率はどんどん高まっていて、今では高校生の半数以上が何らかの大学に進学しているという調査結果もあります。
この背景には誰でも入れるような大学が増えていることもあり、就職難で仕事がないからまずはとりあえず大学にもでも行っておくか・・・。という生徒も多数含まれている事でしょう。
いわゆるこれは中途半端な大学です。
こういった大学に進んでも、そこでかなり気合を入れて勉強しなくては、就職にも大いに影響するので、結果としてははやり就職難の波に飲まれることになります。
また、就職に対する考え方も、中途半端な場合、その程度の仕事しかないということ心しておくべきです。
それは会社の大きさや、イメージなどで就職先を決めるのではなく、どういった仕事であれば、自分がやりがいを感じて働き続けることができるのか、そういった将来的なビジョンやプランを、少なくても大学へ進学する前にある程度描いておくと言う事。
そういった下準備をしておいて大学を選択しなくては中途半端な大学に行き、中途半端な分で就職し、思い通りにいかずに不平ばかりを言い続ける、そんな将来になってしまう恐れがあります。
就職氷河期と言われてずいぶんとたちますが、学生は仕事がなくて就職ができないのではなく、就職できるような人材が少ないという企業側の意見もあります。
確かにバブルのころに比べると、新卒者に対するハードルはずいぶんと高くなっているかもしれません。
実際、大卒で就職できた会社も今では大学院卒出なければ採用しないケースもあります。
ただし、一方で自分の進む道をしっかりと決めている若者は、たとえ大学に行かなくても、立派に社会人として生計を立てているケースが間違いなくある、という現実も直視した方がいいでしょう。
やみくもに大学生を作るのはもはや無意味な時代なのです。
2011年12月22日木曜日
2011年12月3日土曜日
逃げられない就職活動
12月に入り大学生の就職活動も解禁となりましたが、今年は去年以上に短期決戦。
また今年もかなり就職難という背景から、さまざまな情報が飛び交っているようです。
こういう時代によくあるのが、就職せずに大学院にいったり、留学する手段。
就職は景気にも左右されるので、数年違えば環境も変わります。
とにかく今年は不利、と判断して延命策をとる、と言う考えで大学院への進学、海外への留学と言う選択肢があるのですが、ちょっと逃げで利用してはいませんか?
今後の推測として、2年程度ではまず日本の景気は回復しないことでしょうし、社会の効率化はますます加速していくことは、もはや目に見えています。
就職を先延ばしにするだけを目的に行う留学や大学院行きは、正直あまり効果はないと言う見方が実際のところでしょう。
一方で攻めのツールとして留学したり大学院へ行く方法もあります。
これはより語学力を磨くためや世界を体感してくると言う目的で行う留学や、より特化した専門知識を高めるための進学になるのですが、これもかなり強い信念が無くては中途半端なものになってしまうので注意が必要です。
就職活動は社会人になるための関門でもあり、まず逃げることはできません。
はじめから逃げることを考えているような心持では、たとえ会社に就職し、社会に出てたとしても、ちょっとした事であっさりと傷つき、精神的にもつらくなってしまうなど、世の中はそう甘くはありません。
覚悟を持って、今までの自分の力すべてを出し切ること。
誰にも依存せずに、常に真剣勝負で望むのが就職試験、と言うことを決して忘れずに、若いエネルギーを持って社会にどんどん挑んでいってほしいものです。
また今年もかなり就職難という背景から、さまざまな情報が飛び交っているようです。
こういう時代によくあるのが、就職せずに大学院にいったり、留学する手段。
就職は景気にも左右されるので、数年違えば環境も変わります。
とにかく今年は不利、と判断して延命策をとる、と言う考えで大学院への進学、海外への留学と言う選択肢があるのですが、ちょっと逃げで利用してはいませんか?
今後の推測として、2年程度ではまず日本の景気は回復しないことでしょうし、社会の効率化はますます加速していくことは、もはや目に見えています。
就職を先延ばしにするだけを目的に行う留学や大学院行きは、正直あまり効果はないと言う見方が実際のところでしょう。
一方で攻めのツールとして留学したり大学院へ行く方法もあります。
これはより語学力を磨くためや世界を体感してくると言う目的で行う留学や、より特化した専門知識を高めるための進学になるのですが、これもかなり強い信念が無くては中途半端なものになってしまうので注意が必要です。
就職活動は社会人になるための関門でもあり、まず逃げることはできません。
はじめから逃げることを考えているような心持では、たとえ会社に就職し、社会に出てたとしても、ちょっとした事であっさりと傷つき、精神的にもつらくなってしまうなど、世の中はそう甘くはありません。
覚悟を持って、今までの自分の力すべてを出し切ること。
誰にも依存せずに、常に真剣勝負で望むのが就職試験、と言うことを決して忘れずに、若いエネルギーを持って社会にどんどん挑んでいってほしいものです。
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