2012年1月22日日曜日

就職しやすい大学・学生

新卒者は今年も就職活動で苦戦を強いされているのですが、その中でもそれなりに評判のいい大学、またそうではない大学があります。

一般的には、東大、京大、慶応、早稲田といったあたりが日本でも有数の大学となりますが、他にも東工大、九大といった国立大学は比較的就職の評価も高いと言われていますが、これも学部にもよりますし、もちろん生徒1人1人の能力や性格によっても差があります。

ただし、案外こういった高偏差値のような大学は、学生にプライドが高く、会社で部下としては扱いにくくて敬遠されるような面もあるので、時に注意が必要です。
特にそれなりの学力がある場合、頭だけの知識で議論を始めたり、自分の主張をするケースがあり、こういった学生は正直、社会からあまり歓迎されない傾向も。
上司と部下の関係にはそれなりの先輩後輩の様な年功序列的なものあるのが今の日本の状態とも言えるので、気を付けたほうがいいでしょう。

現代ビジネスの記事によると、同じような理由から意外に会社からの受けがいいのは明治大学なんだとか。
この大学は、ある意味大学全体でみると、ずば抜けて高学歴とは言えず、かといって、それなりに人気もあるので、ポジションが中途半端な分、学生の柔軟さがある特徴があります。

明治大学は6大学に含まれる大学なので、全国的にも有名な私立大学なのですが、その内訳は、案外早稲田を落ちた学生が多いという特徴もあり、ハングリー精神や打たれ強さも持っている学生も少なくないので、エリート学生ともまた違った一面があるのでしょう。

そこそこ能力もあり、世渡りがうまいという点で、企業からは重宝がられているようですが、優柔不断で、決断力がないという評価もあります。
それは、まさに今の日本人的な性格、そのものといってもいいかもしれませんね。

2012年1月16日月曜日

新卒でも年収1000万以上?

就職超氷河期と言われて未だ改善策も見つからない昨今。
就職できないばかりでなく、就職しても賃金が低く、労働環境は見た目以上に悪化してると言う実態もあります。

そんな中比較的景気がいいと言われているのが、IT関連なのですが、ITと言っても範囲が広く、成長が見込める分野はかなり限定されています。

特にスマートフォン関連の仕事は今が旬。
例えば、アプリソフトを作る仕事の場合新卒者でも年収1000万以上!と大々的に提示しているIT企業があります。

ただし、IT関連は多くが若い会社でいわゆるベンチャー企業と言うケースも少なくありません。
こういった会社は企業の体系が未だに脆弱で福利厚生や社内ルールがいい加減な会社と言うケースもあるので、少し注意が必要。
社員の少ない、小規模企業になると、中には儲けのほとんどが社長や役員に分配されて、少数の平社員で激務を行うようなケースもあります。

IT関連の会社は社長や役員が若いと言う特徴もあります。
従来の雇用体系にない、斬新さはありますが、それがいい方向に向く会社もあれば、そうではない企業も含まれるので、自分の目でしっかりと見定めて選択することも重要です。

2012年1月6日金曜日

就職超氷河期の現実

ある新聞に掲載されていた、就職した後の若者の実態について、厳しい現実が書いてありました。
内容としては、比較的全国でも名のしれている有名私立大学を卒業した若者が就職したあと、リストラされて、派遣社員として過酷な労働を強いられ、最終的には生活保護を受けているとった話。

転職しても短期間で能力不足と判定されてリストラ。
正直これが今の日本の社会の実態なのでしょう。
これから就職に望む人は、現実はとても厳しく、非情なものだと言う事もぜひ知っておいた方がいいのかもしれません。

今の日本は就職氷河期ではなく、「超氷河期」に入っていていますし、それは今後も続く事でもあります。
たとえ日本にバブル時期のような好景気が再来しても、就職に関しては、人材はそれほど必要ではなくなっているのが現状。
これは仕事の効率化や、機械化、オートメイション化で、人自体がいらなくなってきている、また日本人より優秀な外国人が増えている、という背景もあるので、もはや仕方のないことです。

それでも若い世代は、いずれ何らかの仕事に就き、働き、給料をもらって生活をする必要があります。

「なんとかなる」という言葉は、なんとかしなくてはならないと気付き、努力した人が口にできる言葉だと言う事をよく頭に入れて行動することが大切です。

また、世の中は両親の庇護のもととは違い、時に非情さを持っています。
そういうことをよく知った上で、自分の居場所を見つけなくては、今の日本では、生活することすらままならない時代に差し掛かっています。