新卒者が就職試験に臨む場合、その多くが、事前にあれやこれやと、面接試験の対策をいろいろ行っていることと思います。
就職試験の中でも企業が重要視するのは、やはり面接試験なので、そういった点で対策をするのは決して間違ってはいません。
今はなんでも情報化の時代。ちょっと本屋に行けば就職試験対策の赤本といった類がたくさん売られていますし、インターネットでも様々な情報を入手することができます。
転ばぬ先の杖、ではありませんが、あらゆるケースを想定して、面接の対策をとることも大切です。
また最近では新卒者向けの、面接対策予備校のような、さまざまな塾までできています。
ただし、こういった業者を利用するにはかなりのお金がかかります。
できることなら、多少の資金を投資してでも、なんとか就職試験に受かりたいのは、誰もが思うこと。
でもその多くは、実際に試験に臨む子供ではなく、親の方が心配して、いろいろと手配しているという背景もあるようです。
でも企業が就職試験で一番見極めたいところは、その人がいかに社会人として自立しているか、ということ。
新卒者の場合はなおさらです。
最近の面接試験では「もしこのまま就職先が決まらなかったら、あなたはどうしますか?」という質問も数多くされています。
中には、「就職浪人してでも探す、」と答える人もいるでしょう。
「学校は卒業し、フリーターをしながら、第二新卒者扱いで、探す」という答えもあります。
こういった質問は、いかに親元から自立しているか?という姿勢もチェックされている一面もあります。
大学に残って就職を探すことは、結局親の資金を当てにしている、つまりまだ親に頼っている、と思われるかもしれません。
もう自分は社会的に自立する覚悟ができている、ということを、しっかりとアピールできなければ、企業はまだその人を一人前の社会人としての自覚が感じられず、そう簡単には受け入れてくれないかもしれません。
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