2011年1月10日月曜日

転職のつなぎに派遣を活用しよう

「就職したいけれど、やりたい仕事が見つからない。」
「退職したけれど、なかなか自分に合った、新しい求人が見つからない。」

仕事がない状態は収入がとだえる状態。
はじめは失業保険をもらえても、期間を過ぎれば、無収入になってしまいます。

仕事はしたいが、妥協はできない・・・そんなときには、とりあえず人材派遣会社に登録して、短期間で、収入を手に入れるのも一つの方法です。

派遣の仕事は、ITやコンピューター関連といった、専門的な職種が多いイメージがありますが、最近では、さまざまなジャンルでたくさんの求人を見つけることができます。

特にここ数年は、秘書などの事務系、または製造業などの仕事が派遣で増えています。
ちなみに、派遣の雇用は最長でも3年。
これはメリットでもあり、デメリットでもあります。

まずメリットしては、割り切って仕事ができ、人間関係のわずらわしさを気にしなくてもいいこと。
いい就職先があったら、仕事をやめやすい、転職しやすいメリットもあります。
また、最近は、派遣社員から正社員への正規雇用を増やす企業は増えています。

派遣でのデメリットは、3年以内にその派遣先の会社に、直接正社員として雇用されなければ、そこでの契約が終わってしまうこと。
安定した収入が確保しにくいことが挙げられます。

他にも、雇用保険の問題やら、賃金の安さやら、派遣に対してはまだまだデメリットが注目されていますが、実は自分の働きぶりによっては、賃金の単価を上げることができるケースもあります。

基本的に派遣社員の場合、常に人材派遣会社は、次々新しい仕事を斡旋してくれるので、とりあえず仕事内容にあまりこだわらなければ、長期間失業しなくて済みます。

もし本当の就職先をじっくり探したいのであれば、派遣で働きしながら、自分のやりたい職種の求人が出るのを待つ、という方法も悪くはないのです。