2011年1月20日木曜日

面接官は面接のプロ

就職試験で、一番の難関はやはり面接。
できるだけ的確に自分をうまくアピールし、企業に気に入ってもらうことが面接の基本です。
でも面接をする試験官も、いわば面接のプロ。
中には面接用に専門の人を外注で雇っている企業もあります。

たとえ圧迫面接ではなくても、なかなか返答に困るような質問もズバズバしてくるのが面接の怖さ。
もし面接試験に対して、なんとかなる!ような楽観的な態度をとっていたり、付け焼刃的な対策では、本番で黙り込んでしまうケースも予想されます。

特に新卒者の場合、本格的な就職試験は、きっと初めてのことで、かなり緊張するでしょう。ここ最近は、そういった学生のために、毎年のように、就職の面接を攻略するような対策本も出版されているので、まずは、そういった赤本を読んでみるのもお勧めです。

また、最近はインターネット上でも就職試験の対策や情報収集がさかんに行われています。
特にこれから就職をする人向けのサイトでは、実際に経験した人が面接の内容や、対策法を書き込んでいることも。
案外知られていないような貴重な情報が載っていることもあるので、もはや就職試験も情報収集は大切な課題の一つです。

ただし、攻略本や、サイトでの情報で気をつけてほしいのは、誰もが目にできること。
特に、就職試験の対策本などを作成しているのは、主に人事系のコンサルタント会社であり、面接官として企業に雇われていることもよくあります。
なので、すでに対策本などに書かれている内容は確認済み。
そこからさらに違った角度の面接試験や突っ込んだ内容に発展させるような面接を行うこともよくあります。

特に面接は自分を偽ったり、演技をしようと必死になる人もいますが、専門知識の豊富なプロの目はそう簡単にはごまかせません。
あくまでも、本当の自分をしっかりと見てもらうことが一番大切、という気持ちが面接官に対しても好印象を与えるのです。