2011年7月26日火曜日

一度転職すると癖になる?

転職を経験した人の中には、1度にとどまらず、2度、3度と繰り返している人もいます。
実は一度転職をしてしまうと、その後も軽い気持ちで転職をしてしまうことが多く、特に再就職先が思いの他、早く見つかった人ほど、転職を繰り返してしまう傾向があります。

転職をくりかえすことには、さまざまな理由がありますが、まず転職を希望する人は、再就職先に今よりもいい職場環境や条件を期待していることが多く、その期待が外れることで、さらなる転職を行うことが多いもの。

再就職の際は、気持ちの中が、いわば「隣の芝生は青く見える」ような状態なので、あまり強く期待しすぎないことが大切です。

また、すぐに再就職先が決まる人の場合、「やめてもまたすぐに仕事が見つかるから」、というった根拠のない安心感のようなものが、根底にあるケースもあります。

再就職先がすぐに決まるような場合は、採用した職場環境が実はあまりいい環境ではなく、常に人を募集しているような会社に就職してしまうこともあり、結局は、また職場に不満が起こって、再び転職せざるを得ない状況になりやすいので、注意が必要です。

一般的に転職はよほどのスキルがある人でない限り、2回以上行うと面接の際に印象が悪くなってしまいます。

海外では転職=スキルアップというイメージがありますが、日本では、いまだに終身雇用の考えが根強く残っています。
転職=我慢のできない人、協調性のない人、と思われがちなので、転職先を探す場合には、今度こそ本当に新しい職場で働き続けることができるのか、慎重に考えて行動する必要があるのです。

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