2011年4月10日日曜日

自衛隊員の給料は高いか安いか?

今回の震災で、何かとその活動か注目されている自衛隊員。
震災の復興活動をはじめとした災害有事などに派遣されて活動することになりますが、災害が多ければ、その分、活動することが増えますし、平和な時代は、あまり注目されない公務員でもあります。
若い世代の場合は、就職先の一つとしての選択肢もありますが、高卒で入る自衛隊員と、防衛大学に入学する場合では、出世も違いますし、その分、給料や仕事の内容にも違いが出てきます。
そういった点では、やはり一般企業と比較して、エリートコースがあるかないかの違いがある点では、共通点も。
厳密に言うと、自衛隊員と、自衛官には少し違いがありますが、特に気になるのはその給料についてではないでしょうか。

一般的に自衛官や自衛隊員の給料の計算は、ちょっと複雑で、年齢や、等級によっても違いがあるので、一概には言えませんが、たとえば、高校卒業後すぐに陸上自衛隊に一般2士(二等兵)として入隊した場合は、その際の初任給が、およそ16万円。
25歳に時に21万円程度もらえるといわれています。

また高卒の自衛隊員は、入隊後およそ5年で3等陸曹(軍曹)に昇任します。
だいたい30歳で27万円、35歳で33万円。
さらに、二等陸曹、一等陸曹と昇任していきますが、40歳のときに40万円程度の給料が出るのがおおよその目安、といわれています。

また自衛隊員や自衛官は、福利厚生が優遇されていることも特徴の一つ。
さまざまな資格が取れるという点でも、メリットがあります。

自衛隊員の給料は、仕事の内容によって、高い、安いの感じ方が大きく変わってくるのですが、国民としては、「自衛官は楽だ」といわれてるような世の中になることが理想。

今回の震災では、福島原発のように危険を伴う任務を遂行しなくてはいけないような面もありますが、その分やりがいを感じやすい職業ともいえます。

就職難といわれている時代でも、実は自衛隊員は常に一定人数を募集をしている、といった背景もあります。
また、防衛大学や、防衛医大に入学すると、その時点で、給料が発生するというメリットも。
一般の入隊であれば、特に学歴を問わないこともあるので、そういった点では、若い世代には就職先の一つの選択肢にもなるかもしれません。

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