2011年11月11日金曜日

韓国の新卒者は日本より厳しい就職難

新卒者における日本の就職難問題は、もはや社会問題にもなっていますが、実はお隣の国、韓国では、さらに厳しい就職状況に陥っています。

例えば、日本の場合、大卒者の就職率は、それなりの偏差値のある大学であれば、なんとか80%~90%程度を保つところが多いといわれているのですが、韓国の場合大卒者の就職率の平均が既に50%程度。
しかも大学受験戦争は、日本よりも激しく、これも就職できないから、よりいい大学に入らなくてはならない、という現象の1つでもあります。

もちろん日本でもいまだに高学歴社会が残っていますが、韓国はもっとそれが顕著。
まさに高学歴でなければ、仕事もつけない、という受験地獄行きの教育システムが社会全体で行われている事実があります。

日本の教育制度は厳しすぎる、就職状況が悪すぎる、という意見もよく耳にしますが、今やさらに上には上があるような世界環境。

他にも同じようにシンガポールや中国、インドといったアジアの各国は、受験にしろ、就職にしろ、日本よりもさらに過酷な状況に置かれており、それにもめげない人材が、優秀な労働力として世界中に広がっているのです。

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