2011年8月31日水曜日

収入の多い職業

就職するに当たり、とにかく収入が多い会社、給料の高い会社を選ぶ人がいますが、はたして収入の多い職業はどういった仕事なのでしょうか。

実は仕事と収入の関係は雇用形態によってもずいぶんと違っており、ズバリいちばん収入が高い職業は、会社のオーナー。社長です。
ただし、その場合、業績がよくもうけが出ていることが条件ですし、もちろんハイリスク、ハイリターンな世界だということはよく知っておく必要があります。

サラリーマンとして、一般的に収入が多い、とよく言われているのは、パイロットや医師。

ただしこの2つは資格試験に合格するまでに、それなりの努力が必要な職業です。
またパイロットにしても医師にしても、残業が多く、夜間も仕事をしたり、休みも不規則という労働条件なので、そういった面で、特別手当てが収入をあげている一面もあります。

同じように残業が多い仕事や夜勤のある仕事、不規則な時間に働く仕事は手当が多くつき、結果として収入面で優遇されているので、どうしてもお金を稼ぎたい!という人は、一考してみるのもいいでしょう。

また、危険な仕事や、人が嫌がる仕事、さらには一般市民に対して、何らかの責任を持つような仕事も、収入を上げることで人材確保に努めている一面があります。
そういう点ではパイロットは危険をはらむ仕事ですし、医師は人の命を預かる責任があります。
弁護士や政治家も、自分が公になりやすい分、何らかの危険を常に感じて職務を全うする必要がありますし、無責任な気持ちでは、仕事として成立しない職業です。

ただし基本的には、「楽して儲ける」という実態は、バブルの頃までの話。
現実問題としては、収入の多い仕事ほど、働く環境としては悪い状態ということも多く、たとえば、医師の場合も、医師不足に悩む地方の病院の場合、破格の報酬で人材確保に努めていることもあります。

就職する際に収入が多いというイメージで会社を選ぶ人もいますが、その分何らかの覚悟がいるのも実際とところ。
バブル期とは違って、仕事の内容=収入という構図がシビアになってきていることもぜひ念頭に置いて、自分のスタンスに合った会社を選ぶようにしましょう。

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