2011年1月31日月曜日

企業の求める人材とは

就職や転職の1つの分かれ目になるといわれているのに「海外赴任への心構え」が挙げられます。
特に一部上場企業といわれるような、大手企業に就職や転職を望むのであれば、海外赴任ができないことが、まず就職できない理由になってしまいます。
新卒者の場合、そこの見定めが、英語力などの語学力で、そのレベルによって合否が判断づけられることも。
今は理系のほうが文系よりも専門知識があるので、就職には有利といわれていますが、その中でもさらに勝ち残るためには、文系的な知識も兼ね備えた人材が求められています。
したがって、就職試験でもそういったことを重点的に確認されることが多く、大手企業ほど海外赴任へいけないような人はまず厳しいと思った方がより現実的。
女子の新卒者で総合職で、男子並みに働きたいのであれば、そこを逆にアピールすることで、他の女子に一歩差をつけるポイントにもなります。

また、転職組の場合は自分のスキルはそのまま次の就職先へのターゲットにもなります。
特に年齢が高い人ほど再就職は難しいといわれていますが、それはいわゆる人手の多い大企業の場合。
たとえば、まだ創立年数の若い、新しい企業やベンチャー系の会社は逆に即戦力が求められており、過去の実績は大きなアピールポイント。
新卒者は実際に現場で働くことを中心に企業は人材を求める一方で、転職者にはリーダシップや教育や指導能力、また管理能力、といった司令塔のような人材が求められることもよくあります。

就職や転職をスムーズを決めるには、自分自身の適材適所をよく理解することが大切。
今の自分のセールスポイントとと、企業の求める人材とか一致しない限り、そう簡単には、就職先は見つかりません。
また、新卒者の場合や、大手企業からの転職の場合、とにかく安定志向で、規模の大きい会社に入社したがるケースが多々あります。
ただし、そういった大企業神話は、景気のいい頃の話に過ぎず、大手だからこそリストラはどんどん行っていますし、海外進出や、外国人の雇用は、大手ほど加速しているのが実態。

もし、運よく名前が知れた大手企業に入社できたとしても、自分のやりたい事や得意とすることができない会社であれば、自分の力が発揮できない仕事を与えられ、ストレスを感じやすい職場となってしまうのです。