2011年1月21日金曜日

面接対策は長期計画で

就職難の時代に、無事思い通りの会社に合格するのは至難の業。
今までの学生生活の集大成とも呼べる就職試験ですが、そこで成功をおさめるのためには、面接の対策が最も重要ともいえます。
というのも通常、新卒者の就職試験は大手の企業では毎年1回だけ。
採用する企業側も、そのたった1回の試験で、これから同じ会社の仲間として、一緒に仕事をしていくことができる人材なのか、判断しなくてはなりまっせん。
なので面接試験で、その人の性格や個性、社会に対する適応能力などを正しく判断し、確認することがとても重要なのです。

もし、この面接試験に対する対策が全くできていないと、当日、自分がうまくアピールできず、きっと思ったことの半分も会社側へは伝えることはできないでしょう。
また、最近では就職だけではなく、学校の入学試験でも面接試験を行うところが増えています。
すでに幼いうちから、人に対する接し方や敬語の使い方、受け答えの明瞭さなどを学ばせ、いずれ来る面接試験の対策を見込んで、しっかりとしつけをしているご家庭も実際にあるのです。

よく、面接試験を演技で押し切ろうと甘く考える人がいますが、あまりに不自然な受け答えは、すぐに試験官にもわかってしまいます。
どんな面接であっても自然に表現でき、誰にでも好感のもてるような振る舞いは、言葉遣いなども含めて、やはり普段の過ごし方もとても大切。
あわてて敬語を並べ立てても、違和感が出るだけで、普段使っていない自分ではそのおかしさにすら気付かないのです。

また面接試験といっても、その方法は企業によってまちまち。
グループで一気にまとめて行うこともあれば、1対1でじっくり行うこともあります。
特に面接試験も最終段階になると、一人の受験者に面接官が複数いることもあり、緊張の度合いもますます大きくなってくることでしょう。

特に新卒者に対する就職試験は、一流企業ほど優秀なライバルも多く、いかに面接の対策を行うかで、合否にも深く影響します。
面接試験の対策は、1日2日で済むことではありません。
普段から年上の人と礼儀正しく接することができているのか、第3者の目でチャックしてもらいながら、長期計画で行う必要があるのです。