2011年1月11日火曜日

中高年の再就職を成功させる!

ここ最近の不景気で、企業の人員削減やリストラはどんどん加速しています。
雇用状態はとても悪いので、一度会社を退職すると、再就職はなかなか難しいというのが現状。
特に中高年の再就職は、年齢的な問題もあります。
なので、前の会社並みの賃金を期待すると、再就職先を決めるのは、より厳しくなってしまいます。

そんな中高年の再就職を成功させるには、まず、自分の気持ちをいかに納得させるかが、重要なポイント。
まずは、以前に働いていた職場並みの賃金をはじめから期待するのはやめましょう。
たとえ、キャリアがあっても、退職すれば、中高年でも新入社員と同じ。
いつまでも気持ちを若々しく持っていることで、再就職先への偏見やわだかまりが少なくなります。

また、再就職するときに、中高年には新卒者とは違った強みもあります。
特に同じような職種に再就職したいのであれば、その実務実績は大きなアピールポイント。
採用する企業側からしても、一から教育する必要のない、中高年の実践力や即戦力はとても大きな魅力なので、十分にアピールしましょう。

なかなか仕事が見つからないときには、思い切って今までとは違った、新しい職種に挑戦するのも一つの方法です。
また、その際には、今までの社会経験を有効に生かしていけることも中高年のいいアピールポイントになります。
たとえば、過去に真面目に働いてきた実績そのものは、再就職にも、とても有利なポイントです。

いろいろ経験しているからこそ、こだわりたいところや妥協しにくい部分もあるのですが、新しい職場で働くからには、新入社員と同じ気持ちで、仕事に望むことが再就職を成功させるカギ。
まずは、「就職する」ということに重点を置き、最低限の収入を確保できるかをしっかりと見定めることで、自分の気持ちにも折り合いがつきやすくなります。

中高年での失業は、時に家族にも大きく影響してくるもの。
年齢的にも、できるだけ早く再就職先を見つけることが、とても重要なのです。