2011年8月22日月曜日

就職試験とさまざまな情報の落とし穴

新卒者を中心に、これから就職試験などを控えている人は、とにかく就職試験に関する情報収集に励んでいることだと思います。

これだけ情報ツールが発達していると、テレビなどのメディアだけではなく、さらにインターネットを活用したり、TWITTERやFACEBOOKといった機能を駆使してさまざまな情報を見聞きすることもきっと多いことでしょう。
さらには就職対策として数多くの攻略本や赤本なども存在しています。

確かに就職試験を受ける際には、基本的な項目として、ある程度きまっている部分もあるので、あらかじめ予想をたて、傾向と対策を念入りに用意しておくことも可能です。

ただし、一般的に公開されている情報は、あくまでもだれもが共有できること。
あなたのライバルもきっとすでに知っていることだと思っておいた方がいいでしょう。

ということは、簡単に手に入るような情報というのは、知っていて当たり前という内容でもあります。

よく、自分の受けたい会社の就職試験を受けたOBなどから、試験はどんな内容だったのか、面接ではでどんな事を聞かれたのか、ということを聞き出し、これは自分にとってとても有利な情報だった、として回答を準備する人もいますが、確かにあらゆることに対して対策をとることはとても重要です。

ただし、その情報がすべてではなく、ほとんどの場合、自分の予定とは違う展開で行われるものだと、あらかじめ覚悟を持つことが大切なのです。

どちらかといえば、就職試験の場合、偏った情報を収集してその対策をとったことで、満足するぐらいであれば、何も先入観を持たず、どういった内容であっても揺るがない、自分自身の知識や常識を磨くことのほうが重要でああり、とっさの判断が合否を左右します。

情報は時に正しく、時に間違っていることもあります。
また、マニュアルは、それだけに頼り、うのみにしてしまうことで、全く応用が利かなくなってしまうので、あくまでも、知識の一つとして持つ程度のものだと思っていたほうがいいでしょう。

社会では、全く予想もしない展開の中、いかに正しい道を瞬時に導き出すことができるのか、そういう叡智をもつ人が生き残る仕組みとなっているのです。

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