2011年8月4日木曜日

自分は優秀な人材だという自信のある人

学生は、勉強することが苦になることもよくありますが、勉強はやればやるほど実につき、それが点数にも表れるので、そういう点では、テスト上での学生ほど、世の中から公平に評価されることはありません。

実際社会に出てみると誰もが実感することなのですが、世の中というのはとても不条理な部分が多々あります。

たとえば、どう見ても自分のほうが優秀な人材なのに、なんとなく気にくわないという私情のもと、上司から高く評価されないケースがあります。

逆に、対して能力がないのに、なぜか上司に気に入られて、出世できる人もいます。
社会というのはとて複雑で、学校で学んだ、勉強の点数がいいからといって、会社で優秀と評価されるとは限りませんし、そういう点では、知識というものは、あくまでもツールでしかありません。

自分は優秀な人間なのに、会社が評価してくれない、という理由で、転職を考える人もいます。
ただし残念ながら、今の日本の会社の多数が、いまだに不条理な人事評価を行い、年功序列の慣習も残しているのが現状です。

また、実際、若いということは、世間を1つの角度でしか見ていないことが多く、そういう点では、自分より長い時間、社会に出ている人は、その分肌で感じていることも若い人とは違うので、そこを混同しないことも大切です。

社会に出て、優秀か、そうでないかは、与えられている仕事によってもずいぶんと変化します。
どんな人にも適材適所があり、自分自身を生かすことのできる仕事というのが必ずあります。社会に出て、何らかの企業に就職し、順調に生きていく人もいるでしょう。
そういう人は、自分からおのずと、自分の居場所を上手に見つけている人、ということが多く、それが社会の1人として生きていくことにもつながっていくのです。

自分は優秀なのに上司に恵まれない、会社に恵まれない、と感じている人は、ぜひ日本を出て、海外に活路を見出してみてください。

残念ながら、今の日本は、いまだに出る杭を打ったり、協調性と仲良しクラブを勘違いしている企業もたくさんあります。

社会人として働くことは、時にチームとして団結することも、助け合うこともとても大切です。
ただし、日本人は教育体制の延長上、とかくそれが慣れ合いになりやすいので、そういう和になじめない人ほど実際評価がされにくい傾向もあります。

本当に自分は優秀な人材だという自信のある人ほど、日本での就職をあきらめ、自ら適材適所を探していくことでしょう。

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