2011年7月18日月曜日

転職は計画的に行うこと!

働いている人は、何かあるたびに転職がちらつく・・・とんなこともよくある話です。
もともと仕事というものは、組織に属して行うことなので、自分が経営者ではない限り、自分の思い通りにいくことはまずありませんし、やりたくない仕事をさせられることや、人事評価で納得しないことなどは、さほど珍しいことではありません。

でも、人というものは、他の世界がよく見えてくるもので、いわゆる「隣の芝生は青く見える」というのも、職場環境ではよくあります。

そこで短絡的にすぐ会社を辞めて転職するというのは、ちょっと行動としては浅はか。
転職というものは、タイミングも大変重要で、自分の思い通りに進むことはとても難しい、という現実があるということもよく知っておきましょう。

もし、どうしても今の職場に納得いかず、強く転職を望む場合、まずは転職のタイミングとしてどうなのか見極めてみてください。

まず若い人の場合、短い期間での転職は、次の会社でも飽きっぽい性格と思われがちなので、注意が必要。
印象としては、30才より若いのに、2回以上転職しているようでは、次もあまり自分に合った職場環境には巡り合えないようです。
これは、触媒に問題があるのではなく、その人の仕事に対する考え方、会社についての知識が足りないことも原因の一つ。
まずは「我慢する」ことも覚えなくては、社会人として不十分です。

また、40台を過ぎた中高年の場合、特にまだ独立していない子供がいるようであれば、転職は慎重に行う必要があります。

次の仕事が見つからない場合の無収入の期間は、家計への打撃も強く、そこから家族全体の人生設計が狂うこともあり得るので、転職する際には、次の仕事がすでに決まっている、といった、無職の空白期間がないようにしておきたいものです。

30代の働き盛りの人は、一番転職がしやすい時期でもありますが、できれば、転職もこの1回で終わりにしておきたいもの。
転職を強く希望するのであれば、まず会社を辞める前に、さまざまなスカウト会社に登録し、自分をアピールしておきましょう。

いずれにしても、転職は思いつきで行ったり、短気を起こして行うと、失敗する確率が高くなります。

転職を考えているときこそ、より計画的に、あらゆるリスクを考えて、本当に可能かどうか、よく見極めることが大切です。

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