2011年10月21日金曜日

一部上場企業でも収入は高くない

日本人は大企業を好む傾向がとても強く、とにかく名前のよく知られている会社、特に一部上場企業への就職が決まると、まるでもう将来の心配も要らないような気分になって、とても喜ぶ人が多い、というのが現状です。

ただし、業種によっては、たとえ一部上場企業であっても、会社の経営内容がいいとは言えず、賃金の面でも、かなりシビアなことも少なくないのが実際のところ。
確かに大手ほど従業員は多く、会社としての過去の実績はあるのですが、経済状態の影響をもろに受けている業種も多々あります。

特に賃金面では、実はベンチャー企業のほうが伸び率が高い分、給料が多かったり、昇給しやすい分、ベースアップがおおい場合も。
逆に大手ほど従業員が多いので昇給しにくく、自分の実績が賃金に反映されにくい一面もあります。

バブルがはじめてからは、大手で苦戦している企業も少なくなく、実際はベースアップがなかったり、会社で残業を禁止したりして、賃金の上昇を抑えていることも。
企業によってはボーナスを現物支給で補っていたケースすらあります。

よく一部上場企業=高収入というイメージを持つ人がいますが、会社の大きさと収入のよさは比例していないことも珍しくはないのです。

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